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ちょっとは進歩したかな?またマインドマップ書いてみました。以下、その過程をまとめてみます。
マインドマップは重要である
「リファクタリング・ウェットウェア」の中に、ヨーロッパでは小学校でマインドマップの使い方を教えているのに、我が国(アメリカ)では教えておらず、卒業後も教わる人はほとんどいない、というようなことが書かれていました。もちろん、日本でもそうです。
また、ピーター・フランクルは、「ピーター流らくらく学習術」の中で次のように言っています。
ぼくの父はひじょうに記憶力がよかったのです。父にどうやって物事を覚えるのかと聞いたとき、父は物事をいろいろなものと関連させることだと教えてくれたのです。
「リファクタリング・ウェットウェア」で、口を酸っぱくして強調されているのが、「コンテキストを考慮せよ」です。つまり、この世の中の事象で、コンテキストを無視して独立してぽつんと存在しているものなどなく、すべては繋がっている、という考え方です。
また、最近たまたま知ったのですが、フィンランドの教育は、フィンランド・メソッドと呼ばれる独特のもので、どうやらその根底にはマインドマップの影響が色濃くありそうです。ちょっとこれは要注目というか、要調査です。
インドの次はコレ!? 「フィンランド式教育」(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース
現代人は、たいてい左脳優位です。それがなぜかというのは、ひとつの疑問だったのですが、どうも、文字や数字などの象徴の発達がものすごく便利であったばっかりに、そっち一辺倒になってしまったのではないかというのがこの本での推測です。まぁ、それが当たっているかいないかというのはどうでもいいことです。
しかし、すべては繋がっている、ということは、左脳と右脳も繋がっているのであり、そこでは理系も文系も繋がっているのであり、左脳と右脳とか、理系と文系とかに分けるのが、分析を得意とするLモード的な考え方であり、これらを統合して、総合的、全体的に考えていこうというのがややRモード的なこれらの本の主張です。
ということは、そこではアナログとデジタルも繋がっているということになります。マインドマップが、最終的にはともかく、始めは手書きで行うことを推奨している理由はそこにあります。
マインドマップとiPadとマルチメディア
そこで注目して欲しいのがiPadです。今回この本を読んで、よくよく改めて考えてみると、iPadというのは、実によく出来たRモード的ガジェットです。
iPadの特徴は、なんといっても画面が広いことです。これが、iPhoneと同じくらいの画面だったら、それはiPhoneでしょう(何を言っているんだ・・・)。
実際に使ってみるとすぐわかることですが、iPadは、写真や絵(絵本)や動画や電子書籍などを見たりするのに適しています。もちろんiPhoneでもこれらのことはできますが、大きな画面で見たほうが実に自然です。
あるいは、3Dなんかの立体をグリグリ動かしたりもできます。ピアノにも、ギターにもなります。これは、iPadが、タッチパネルを介して、ソフトウェアとしてのインターフェイスを持っているがゆえの強みです。iPhoneももちろん同じなのですが、iPhoneでピアノやギターというのはちょっと狭すぎます。
こうやって見てみると、本書で盛んに触れられていますが(初版は2000年)、「マルチメディア」というのが、iPadの登場によって、再び脚光を浴びてきた、とも言えるんじゃないかと思います。五感で言えば、触覚(指による直感的な操作)、聴覚(音楽、楽器)、視覚(写真、絵画、絵本、動画)、嗅覚や味覚はありませんが、さまざまなメディアを駆使するさまはマルチメディアの名に恥じません。
ダ・ヴィンチ・ノート
本書には、ダ・ヴィンチや、ピカソなどのノートが、マインドマップ的であるとして、その有用性を証明するかのように言われていますが、ダ・ヴィンチは、「万能の天才」と言われます。実に様々な分野で天才的な才能を発揮したからです。絵画、彫刻、自然科学、様々な発明、などなど・・・。
これは、一見、天才だから他分野で活躍できたんだ、と思われがちですが、マインドマップ的観点から考えると、むしろ、LモードとRモードを統合し、全体的、総合的な視点から、この世界というものを全的に捉えようとした結果じゃないのかな、と思えてきます。
同じようなタイプとして、僕は、ゲーテや南方熊楠、あるいは松岡正剛といった人たちを連想します。大切なのは、マインドマップ的な、全的な思考、全脳思考とも言えるような、統合された、脳に自然な思考なのではないかと思います。そういう意味では、みんな、天才になれるんじゃないかな、と思います。
マインドマップの書き方
詳しくは説明しきれませんが、真ん中にメインテーマを置いて、そこからBOI(主要枝)というのをいくつか伸ばします。これらは、強調された上位の概念であることが望ましいです。なぜなら、そこから階層化されてさらに枝が伸びるからです。
きれい(な文字)であること、五感に訴えること、多次元的であること、色彩に気を配ること、イメージを多用すること、矢印や符号などを用いること、などを意識するとベターです。
また、時に時間を置くことも大切です。果報は寝て待てなどと言われますが、たとえば岡田斗司夫は、「スマートノート」の中で、脳は農業のようなものだ、みたいなことを言っています。我々にできることは、畑を耕して、水はけを良くしたり、虫を取ったり、栄養を与えたりして、あとは自然に任せて作物が実るのを待つしかない、と。無理やり強制的に効率よく搾取しようなどというのはもっともやってはいけないことです。畑が枯れてしまいますから。
マインドマップで幸せに!
きこ書房の本なので許してください(笑)。でも、あながち、バカにはできないと思うんですよ。活き活きしていること、明るさ、ポジティブさ、自己啓発、幸せ。こういうものって、きっと結びついている、と思うんです。
だって、これだけ脳に自然なことをやって、つまり、人間として自然なことをやって、アンハッピーになるわけないじゃないですか。
本書には、脳の働きとして、TEFCASということが言われています。脳は、試み(Try)、結果(Event)を得て、フィードバック(Feedback)し、チェック(Check)し、調整(Adjust)し、成功(Success)を目指すと。
こういうものが、学習ということだし、脳の(人間の)本性だし、最後の成功というのが、なんだか怪しいものに感じられるなら、幸せ(Siawase)でどうでしょうか。
きこ書房
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